スカイライン スーパーシルエット スカイライン スーパーシルエット
スカイラインGT-Rの生産終了以来途絶えていた、DOHCエンジンが8年ぶりに復活。レース界にも復帰を果たしたことでも、6代目スカイライン(R30型系)は注目を集めました。直列4気筒4バルブDOHC・2000ccのFJ20E型エンジン(最高出力150馬力)を搭載した2000RSシリーズです。RSとはレーシングスポーツの略で、このエンジンは1983年にターボ仕様のFJ20ET型(190馬力)が加わり、最終的にはインタークーラー付き仕様に進化。最高出力を205馬力にまでアップしました。レースの世界へは、このRSシリーズがもつ基本スタイルに、LZ20B型という2000ccターボ付きのレース専用エンジンを搭載したスーパーシルエットシリーズに参戦。570馬力以上のスーパースペックをスカイライン使いの名手として有名な、長谷見昌弘選手が操り、1982年の同シリーズで2勝、翌年に5勝をマーク。迫力ある走りでスカイラインファンを虜にしました。このマシンは、スカイラインの貴重な歴史を後世に伝えるべく、動態保存されています。