オランダ vs コスタリカ【3】2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL 決勝トーナメント 準々決勝オランダがPK戦の末にコスタリカを下し、アルゼンチンが待つ準決勝に進出を果たした。開始直後からピッチをワイドに使って攻撃を組み立て、主導権を掌握。だが、相手の粘り強いディフェンスに苦戦し、好機を作ることができない。シュートまで持ち込んでも、ナバスにことごとく防がれてしまい、スコアレスで前半を折り返した。後半に入ると、さらにポゼッションを高めて相手を押し込む。だが、多くのチャンスを創出しながらも、そのたびにナバスが立ちはだかり、得点を奪えない。後半37分のスナイデルのFKもポストに嫌われてしまい、ワンサイドゲームを展開しながらも、90分で決着をつけられなかった。延長戦に突入しても、相手の集中した守りを崩せず。逆に、延長後半には足が止まった隙を突かれ、ひやりとする場面を作られる。だが、これをしのぎ切り、勝敗の行方はPK戦に委ねられた。迎えたPK戦では、交代で入ったクルルが輝きを放つ。2本のシュートをストップし、チームを勝利に導いた。