1936年映画に朝鮮人登場…普通の出稼ぎでした南伊豆を舞台にした「有りがたうさん」(初公開が2・26事件の翌日1936/02/27 清水宏)
しかし、疲れ切って山道を歩く朝鮮人同胞の姿を振り返り、朝鮮人工夫の娘は言います。
「みんなと一緒に歩くの。みんなと一緒に。」
「そうかい、じゃ、さよなら。」
「お花と水、忘れないでね。さようなら」
トンネルを抜けて走り去っていくバスをいつまでも見送る朝鮮人の娘を、バスの中から身売りされようとしている娘が、じっと振り返って見続けています。
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