英・豪捕虜奴隷労働日本軍部は、ジュネーブ条約を完璧に無視して、捕虜を強制労働させた。その中でも、最もひどかったのは、タイメン鉄道のクワイ河にかかる鉄橋建設だった。多くの捕虜を死なせた。たまたまそこの現場責任者だった下級将校達がB,C級戦犯として処刑された事が更に物事を複雑化させている。東京から命令した軍上層部のほとんどが責任追及を逃れて、戦後の自衛隊結成に参加したりして、戦後の平和な生活を満喫したのだから呆れて物が言えない。泰緬鉄道(戦場に架ける橋)の悲劇に向き合う永瀬隆さんの活動はこの悲惨な史実から来ているが、日本では大きく取り上げられた事は無い。戦争責任に関しては、日本は全く無責任行動を取り続けてきた事は明白である。