過去の動画作品は著作権者が次々と変わり、DVDとして商品化されている。 その市販DVDは商品価値の視点からオリジナルを編集、改変してある。 一方、動画職人さんらが映画フィルムから保存した作品は、 市販DVDと微妙に違うパラレルワールドだ。 こっちがオリジナルかといえば、それはちょっと違う。 つまり、個人レベルで作った少数生産少数頒布の試作品。 量産前に試験用として作られたプロトタイプなんだ。 作成当時は保存が目的だから、とにかく目一杯つめこんである。 VHSもCD-RやDVD-Rも高価だった。FDに分割保存されていることもある。 カットされていないということは、編集されておらず、 洗練されていないとも言える。 加えて、うｐなんて考えていないから、容量が大きい。 保存を考えると、圧縮してコンパ�

1980年頃、高価だったビデオテープが、 映画フィルムの価格より安価になった。 それまでは、映画は映画館で見るものだった。 家庭用記録媒体によって、 個人で楽しむなんてあり得なかった。 それがVHSテープによって可能になったのだ。 動画職人さんらは個人的コレクションとして、 手作業で映画フィルムをVHSテープに変換した。 しかし、VHSテープは劣化が早い‥‥というか、 その前に再生するためのデッキが滅失していった。 だから、次にVHSテープの動画を、CD-RやDVD-Rに保存。 15年くらい前のことだった。 さて、私の手元に巡ってきたファイルは1GBづつ、 とにかく詰め込んだだけのもの。 私のノーパソでは重くて開けないファイルも多い。 それを昨年頃からシンプルで高性能な無料ソフトを 使用して圧縮、ファイ�