ナゴノカラバク紛争、ヨーロッパの新たな頭痛の種になるかヨーロッパには、2.5個の頭痛の種がある。一つは、コロナウィルス。もう一つは、イスラム国によるテロ。そしてBrexit(イギリスのEU離脱)は、0.5個の頭痛の種である。計2.5個となる。ところが、もう一つ加わる危険が出てきた。それがアルメニアとアゼルバイジャンが争うナゴノカラバク紛争である。同地域は、アゼルバイジャンの領土とされるが、今はアルメニアが支配している。国連は、アゼルバイジャンの占領地だが、今はアルメニアが支配していると表現する。アルメニア人は、キリスト教徒が多く、アゼルバイジャン人は、イスラム教徒が多いという。ロシアが、アルメニアを支援、トルコは、アゼルバイジャンを支援している。アルメニアの兵器は旧式なのに対し、アゼルバイジャンの兵器はトルコ支援のもと、ドローンや多連装ロケット、精密誘導兵器など、最新のものが多い。フランスのマクロン大統領は、トルコのエルドガン大統領を危険な火遊びをしていると避難している。この紛争がどうなるか、予断を許さない。