【会計不祥事続発】直ちに自社の会計システムの法令改正対応状況を確認しよう!【監査強化の流れ】★★退職給付債務・連結会計などが要注意か?★★
★★金商法193条違反の場合は、抗弁が非常に困難★
★前作の「会計制度の改正の歴史」の改良・増補版です。★
2000年の「会計ビック・バン」以降、改正制度は4回の大きな改正が有りましたが、簿記取得者に限らず、会計士の中にも「連結剰余金」とか「資本剰余金計算書」などの旧制度の用語を使う人が跡を立ちません。重要な改正が続いているために知識の更新が追い付いていない人もおられるようです。
会計不祥事が続く中で、今後、監査が非常に厳しくなると考えられます。システム担当の方々、経理担当の方々には、現在お使いのシステムを一度詳細にチェックしてみることをお勧めします。
特に、直感では分かりにくい、減価償却、消費税、退職給付債務、そして、連結会計などが要注意のようです。
★「運用でカバー」という言葉を気軽に用いるコンサルタントやSEが跡を絶ちませんが、ユーザは「カバーするための手順書」を提出ざせ、本当にカバーできているか否かを検証することが重要です。