【視点・論点】グアム攻撃なら報復 金氏朝鮮に警告-トランプ大統領アメリカのトランプ大統領は北朝鮮が検討しているとするグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射について、「グアムに何かしたら、誰も見たことのないようなことが起きる」と述べ、弾道ミサイルを発射すれば対抗措置を取る可能性を示唆し、強く警告しました。
北朝鮮は先にアメリカのグアム島周辺に向け、中距離弾道ミサイル「火星12型」を4発同時に発射する計画を検討していると明らかにし、「日本の上空を通過させる」などと具体的な飛行ルートも予告しています。
これについて、アメリカのトランプ大統領は10日、滞在先のニュージャージー州で記者団に対し、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長を念頭に、「彼がグアムに何かしたら、誰も見たことのないようなことが北朝鮮で起きる。
これは挑発ではない」と述べ、弾道ミサイルを発射すれば対抗措置を取る可能性を示唆し、強く警告しました。
また、トランプ大統領は「グアムやアメリカ、日本や韓国を脅すことはさせない」とも述べ、アメリカだけでなく同盟国の日本や韓国の防衛に全力を挙げる姿勢も強調しました。