テスタを使った差動式分布型感知器試験~小林消防設備 全類消防設備士 第二種電気工事士 経営学修士~福岡県豊前市の小林消防設備 全類消防設備士 第二種電気工事士 小林寮一です。
甲種4類消防設備士の小林寮一が、テストポンプ(空気注入試験器)とテスタ(回路計)を使って、作動確認ランプの無い差動式分布型感知器(空気管式)の作動試験・作動継続試験を行います。
音響を鳴動させることができるのであれば作動確認ランプの無い差動式分布型感知器(空気管式)の作動試験・作動継続試験は容易に行えますが、お客様のご都合等で感知器点検の際に音響を鳴動させることができない場合にはテスタ(回路計)を使って作動試験・作動継続試験を行います。
電圧で確認する方法と抵抗で確認する方法がありますが、抵抗で確認する方法の場合にはC(コモン)・L(ライン)間にテスタをあてると発報する場合がありますので、動画では電圧で確認する方法で作動試験・作動継続試験を行っています。
通常C(コモン)・L(ライン)間には24Vの電圧がかかっていますが、発報すると24Vが失われますので、その原理を使って感知器の作動試験及び作動継続試験を行っています。
消防設備点検のため、受信機で保守点検モード(音響停止・試験復旧等)にしています。
熱感知器でスポット型の場合8m未満の高さ制限がありますが、同じ熱感知器でも差動式分布型感知器(空気管)の場合15m未満の高さに対応できますので、高所にも設置可能です。
天井に空気管を張り巡らすことにより、広範囲での熱検知が可能です。
感知器や発信機の作動により、自動火災報知設備の音響が鳴動したら大切な命を護るための行動を取って下さい。
避難及び誘導の際は、誘導灯・誘導標識を目印にして下さい。
誘導灯・誘導標識は避難経路に設置されています。
矢印付きの誘導灯・誘導標識は矢印の向きが避難および誘導の方向です。
小林消防設備は、各種ブログ・YouTube・FC2動画・Twitter等を使って、消防設備のことを広く社会に浸透させ、火災による犠牲者を無くします。