観測者の伝達 海と陸の対立この現代における地球世界において、価値観を創出する、ビジネスを創出する… という概念の、内側からあふれですものを人間に解釈可能なものに変換翻訳して、それを実際の行動様式の体系化に成功したのは、いろいろな細かい異論はあるだろうが米国だ。 ユーラシアアジアアフリカ地域においてはついにはそれは成し遂げられなかった。 出来なかった。 彼らは最初からそれをあきらめていたのかと言わないばかりに、同じことの繰りかえし、人間が人間を支配して何が悪いのか… という事の自らに課した条文設定の概念座標から一歩も動こうとしなかった。 中央集権とは結局この 静止し続けることの実現 を簡略化した形で現実化した人間社会における制度の一つになる。
それが独裁だとか神権政治だとかあれらの △ に転化していくのだが、今はそれに詳述しない。
問題は打倒米国だとか、次の覇権国は自分たちだと計画的に人類領域からの簒奪を行っている勢力が、それら国家運営システムの、進め方の全てを結局は欧米の、米国の、米国が独立以来内部でくみ上げてきた処々のやり方技法をそのままそっくり移植して、パクって、盗用して、自国なる領域を統治しているというこの矛盾点を自ら全く反省しない事にある。 思考認識と行動制御を転換しないことにある。
議会制度的な動きをし、背広を着、その骨格がまるっきり米国式法制度を採用しながら現地言語を翻訳添付する流れで外側だけで書き換えたものを堂々と自国ゆらいの独自オリジナルのものだと自らで自らの騙しながら必死になって自尊心=自我=エゴを守るために、やたら膨大にエネルギーを浪費し続けなければならない国家構造を全く変えようとしないところにある。
合理的ではないエネルギーの使い方をしているのだから、それを補うために外から奪ってこなければその座標が維持できない。 そして彼らはそれをやる。 やっている。 ところがそれがもう続かない段階に地球全体が移動したという事なのだ。 移動したの。 2013年12月22日から23日にかけて… そうだなあ、線路の分岐切り替えポイントが大きく切り替わったという表現なのかなあ。
本日7/1づけで香港に国家安全法が施行され、同日分かっているだけで180人以上が即座に逮捕されたという報道が出た。 恐らくもっと多いだろう。 これらの何人かは行方不明になるのだろうし、更に警察所で***などをされる可能性も本当にある。 これは言い過ぎではなく、去年から始まった香港デモにおいてそうした事例が、女子中学生、女子高校生などが逮捕された後に***されて、妊娠した挙句に、確か自殺したのではなかったか。 ついでにその両親も自殺した… と報道されてはいたが後にそれは恐らく別の場所で殺されて、遺体が移動させられた痕跡がある、という風な報道もあった。 これが、これから香港の中で再現される。 コントロールの効かない中国の警察と軍のやりたい放題の動きが香港市民に対して浴びせつけられる。
香港に対しての中国の他の省などの人々は「 香港は甘やかされている」「 自分たちばかりトクベツ扱いを受けている」 という風な実にしっと妬みの言葉が、沢山の中国人たちから普通に出ていた。 わたしはそれらの全てを見た事はないが、ツイッターなどでそうしたコトバがリツイートの形で拡散していた。 つまりそれが中国人たちの潜在意識における本当の気持ちという奴なのだろう。 勿論他の心の動きもあるに違いないだろうが。
米国にも勿論問題はある。 問題のない国家など存在しない。 しかしこの、内側から何も出てくることのない独裁領域における人々は、その内部にどうしても 支配する者と支配される者 という構造を造って、そこでの精神エネルギーの流動性の確保とでも言えるものを形成する事でようようのことで国家を維持している風に見える。
そして彼らの国家なるものの内部には圧倒的にエネルギーの量が足りない。 だからこれらの国家の長たちは、国家の外側の枠を内向きに締め上げることによってやっとのことでその内圧を維持している風にも見えている。
中国は香港を落とした後に勿論台湾と、そして尖閣と沖縄を落とす。 その計画で来ている。 この彼らの侵略計画に、恐らく一番近い形で協力するのがロシアであり、そしてその後に南北朝鮮が来る。 ただこれは南北朝鮮が先に立つこともあるだろう。 それは中国がどのような攻撃計画を採用するかによって変わる。 ただし、ロシアの関与はどうせある。
しかしロシアに残された時間は普通に考えてあと10-15年であり、その時間内に彼らが一体何をおこなえるのかというのをわたしはじっと見ていたが、憲法改正を彼らは7月に成立させ( 条件を考えるとほぼ確実に成立する) 、事実上プーチン皇帝を頭に抱く帝政に本当に戻っていく。
ローマが共和制から帝政に戻った時のように、なにもかもの権限がプーチンという個人に掌握される国家になる。 実はこの動きは韓国でも起きていて、彼らは中国の強い支援の下による大きな不正選挙によって( どうやらネットを相当改ざんしたようだ。 これを確か台湾のメディアが伝えた) 、今の文政権における与党、共に民主党を大勝させたが、そこから後が酷い。
韓国内部における各種法制度を取り決める委員会において、野党勢力を完全に排除する内部改革をやった。 だから完全少数になっている野党は何を言っても反映されないという完全な独裁国家に変わってしまった。 これは何を意味するか。 それは勿論これから中国の命令通りに戦争が行える国家になるための変身だ。 戦争国家に韓国はなった。 ロシアは勿論最初からそうだ。
7月1日付で米国の内部から中国のファーウェイとZTEを米国安全保障上の脅威、敵としてこれの新規採用の禁止、恐らくいまある設備の交換切り替え、これが発表された。 予算を9000億円つける。 これでカネのない米国の地方の業者の補助をする。 これも戦争準備だ。
更に中国は今日付けで彼らが開発していた武漢肺炎用のワクチンを第三段階に到達したとして、一年間の期限をきって( もちろん建前だが) 人民解放軍に限ってこのワクチンの投与を開始するとやった。 わたしは秋口からだろうと見ていたが、三か月は前倒しした。 勿論戦争準備だ。
生み出せる地域と( 米国はもはや老いてしまってだいぶくたびれたが、それでも生み出せる側だ) 、奪うだけの地域がこれから戦争をする。 それはドンパチの形になる部分とそうでない部分をも含めての戦争になる。 わたしは今の武漢肺炎は経緯はどうであれ中国が発祥であり、そこから出たものであり、中国政府は彼らの超限戦の駒の一つとしてこれを利用したという見方に立つから、米国がこれらのウィルスを散布したのだと未だに強硬に主張する勢力とは同じ立場にはいない。
ウィルス戦争における対抗予行演習を行ったのは、明らかに日付的に言えば中国が先だとしか見えないが、これらなんでもかんでも米国ワルイという人たちは、米国でそれを行ったのだから米国だ、としか言わない。 そこまでいうなら、散布した人間とその背後組織と、命令した人間などの記録、証拠の提示をするべきだ。 それがない。 一切。
今までだったらそういう技法で世界は、大多数の人間領域の中における 自ら愚かな座標に留まろうとする人々 を騙せただろう。 利用できただろう。 しかしもう、それは相当難しいのだとわたしは言う。 何故ならば、これらの論者は自らなるもの、領域をブランド化、権威化することによって、それに従え無条件で、と観測者に巨大な独り言を言っているに過ぎないと喝破されてしまっているからだ。
話がずれた。 独裁国家領域はこれからますます 帝政・王朝 にその国家の体質を変える。 宗教国家は… そんなもん出来るわけがないと思うが神権政治国家に自らを変える。 一体誰が追随するというのか、としかわたしは言わない。 土人のままでいたい人がどれだけいるというのか、だ。
そして誰も注視していないが、イスラエルがパレスチナ勢力が将来国家として独立した時に領土として組み込むヨルダン峡谷側地域、これをイスラエル国家領土として編入するという動きが今、一応今は交渉ごとの動きとしてそれは出ているのだが、あの中東領域にさざ波を立てはじめている。
どうせもめる。 そしてイスラム勢力にカネと作戦計画書と武器弾薬を、間に武器商人たちを通して、中国ロシア、そして場合によっては独仏の勢力などがこれを支援して、米国本土攻撃、米国同盟国への攻撃などをさせる、第二の911などの再現などを画策する可能性が出てきた。
恐らくこれではないかなあ、スケジュール的には、と考えてはいる。 人類の最後の戦場のことです。
アナタはこれから報道されていく莫大な情報の海の中に 陥没 にまつわる一連の単語が出てきたら「 ついに来るのか」 と身構えなければならない。
本当に本当に来た。 もう到達した。 入口をくぐったのだ。 最後の既存の世界の崩壊の入り口を。